行政書士の就職と開業

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その前に行政書士試験だ!

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知らないと損!行政書士事務所の求人状況とは?

行政書士事務所の求人

行政書士資格を取って、安定した企業に就職しようと思ったが、どうやら行政書士資格は、就職や転職には、即効性はないようである。

なんだか、気が抜けてしまいつつ、それでも惰性で求人を探していると、あった。「行政書士資格必須」と書かれている求人が。

求人内容を見てみると、それは、行政書士事務所の補助者募集である。なるほど。それは行政書士資格が必須であろう。

だが、待てよ。「行政書士は雇われてはいけない」のではなかったのか?まあいいか、待遇はどのくらいだろう?

・・・?
なんだ、これは?「月給20万円プラス通勤費実費(上限2万円)、賞与なし」

・・・冗談だろう?有資格者の求人で、この給料はないはずだ。それでは今の僕より薄給ではないか。・・・いや、この事務所はきっと儲かっていないに違いない。他の求人を見てみよう。

そして僕は、行政書士事務所が出している求人広告を色々と集めてみた。しかしどこの事務所も、似たような給料であった。時々「経験者は月給30万円」といった求人も見られたが、それは非常に少数であった。

・・・というか、月給扱いであるだけでも、かなり待遇が良いみたいだ。更に、社会保険や雇用保険が付いている求人だったら、その事務所は、破格に待遇が良いのである。

大抵の行政書士事務所の求人はパートやアルバイトの募集であり、その時給も大方900円程。少し良いところでも、1,000円である。

「今どき、時給900円じゃ、誰も応募して来ないだろう?」

そもそも僕のバイトしている運送会社の時給は、1,400円だ。夜間に働けば深夜手当も付くから、もっと高い時給になる。

それに比べて、巷の行政書士事務所の求人は、時給にして500円も安い。このくらいの時給しか出せないのだから、行政書士事務所というところは、やはり儲からないところなのかもしれない。

しかし、ここで僕は考えた。
「たとえ時給900円であっても、従業員が雇えるということは、それだけ仕事量があるということなのではないか?」

それならば補助者など雇わずに、自分一人でがんばって働けば、人件費が浮く分、ものすごく儲かってしまうのではないか?

幸い、僕には10年近い運送会社でのバイト経験がある。体力や持久力は、その辺を歩いている軟弱系会社員の比ではない。

僕だったら補助者なしで働けるから、年収1,000万円を超えられるかもしれない。いや、超えてみせる。

・・・と、僕は既に行政書士事務所の所長になったつもりで、自分の事務所の将来を考えていた。まだ試験を受けてもいないのに。